小説
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クンボルホウム
朝の湖の北岸にある、鋳物師の町。
ké éso kumborhóum pír?
読み:ケー エーソ クンボルホーン ピール?
| ké | és-o | kumborhóum | pír? |
| <〜か> | いる-<(重いものが)> | クンボルホウム<主格> | 小さい |
「クンボルホウムは小さいですか。」
日常で、町の大きさについて尋ねる文。繋辞 éso は主語 kumborhóum の重性に一致して -o を受ける。固有名詞は主格無標で、述語形容詞 pír も重性単数主格の無標形。
vóilim plíndo es kumborhóumos.
読み:ヴォイリン プリンド エス クンボルホーモス。
| vóil-im | plíndo | es | kumborhóum-os |
| 読む-<私が> | 荷札<対格> | から | クンボルホウム-<属格> |
「私はクンボルホウムからの荷札を読む。」
帳場や市での読み上げの場面。es「〜から」+属格で、荷札 plíndo の産地・送り元を示す。固有名詞 kumborhóum は重性語として属格 -os を受ける。plíndo は重性単数で、対格は主格と同形の無標。
湖盆の日の出側、朝の湖の北岸にある鋳物師の町。北の高みの鉱山から下ろした銅と錫の地金を受け、青銅を鋳る。鋳物師の家々は技を家ごとに秘し、地金に家の刻印を打つ。金の司(brándal kumbóros)の役人がいる。
固有名詞。重性・子音語幹。綴りは〈kumborhouma〉。
kumbór「青銅」+ hóum「炉」。複合語なので、前の要素の強勢は落ちる。「青銅の炉」。
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