小説
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注ぐ(口を下げて流す)
器の注ぎ口を下げて、中の流質を別の器へ流す。器の口の動きに焦点を当てる。
múndula ólmar ílmo gléin.
読み:ムンドゥラ オルマル イルモ グレーン。
| múndul-a | ólmar | ílmo | gléin. |
| 注ぐ-<(軽いものが)> | 年長者<主格> | 水<対格> | 清い |
「年長者が清い水を注ぐ。」
祭祀や書物の文脈で使える言い方。名詞 ílmo は重性で、後置の形容詞 gléin は重性単数の無標語尾。器の口を下げて上から来る水を扱う動作として自然な文。
注ぐ(大器から)
甕や壺のような大きな器から、少しずつ流し入れる。傾けの量が少ないこと、あるいは慎重に注ぐことを含意する。
múndula dórin nímbo es kúrmos.
読み:ムンドゥラ ドーリン ニンボ エス クルモス。
| múndul-a | dórin | nímbo | es | kúrm-os. |
| 注ぐ-<(軽いものが)> | 男<主格> | 乳<対格> | から | 壺-<属格> |
「男が壺から乳を注ぐ。」
大きな器からの注ぎ。es+属格 kúrm-os で出所を表す。この意味では、大きな器から小器へ少量を慎重に移す含意がある。
múndo「口」と dul-「下る」の複合動詞。「器の注ぎ口を下げて、中身を下の器へ流す」という、器の口の向きの変化に焦点を当てた言い方。vúl-「注ぐ」が液体の移動そのものを指すのに対し、この形は器の口(注ぎ口)が「下を向く」空間的なイメージを想起させる。高原の世界観では、雨・雪・霜は「上から来るもの」で清い水であり、器の口から液体が下がる行為は、天から降る雨の微縮した姿と見なされる。大きな甕や壺から椀へ注ぐとき、傾けの角度を強調したいとき、注ぎ口の位置や向きを説明する場面で使われる。森の言葉や崖道のくだけた言葉では vúl- のかわりにこの形が使われることがある。口(múndo)が「上から来るもの」の入口であるという世界観の延長で、自然な比喩となっている。
他動詞(複合動詞)。目的語は対格(液体)。注ぐ器は属格または es+属格で言う。3人称単数は múndula(軽)/múndulo(重)。
múndo(口)+ dul-(下る)。複合語として「口を下げる」の意。
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