monþór

品詞
名詞
意味
壁(立ち石)
発音
[monˈθor]
読み
モンソール
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 壁(立ち石)

    石を積み上げて垂直に立たせた構造物。改まった場や詩で、石が重力に逆らって立っているという見方を込めて使う。

    bróla éndra monþór.

    読み:ブローラ エンドラ モンソール。

    bról-aéndramonþór
    作る-<(軽いものが)>人<主格>壁<対格>

    「人は壁を作る。」

    動作文。重性名詞 monþór は単数対格で主格と同形になるため、語順 VSO が目的語を示す手がかりになる。動詞 bról-a は主語 éndra(軽性)に一致する。

    lísa lisár símbo monþóros.

    読み:リーサ リサール シンボ モンソーロス。

    lís-alis-ársímbomonþór-os
    書く-<(軽いものが)>書く-<〜する人>印<対格>壁-<属格>

    「書記は壁の印を書く。」

    記録・帳簿向き。目的語的名詞句「壁の印」は、中心語 símbo の後ろに属格 monþóros を置く。monþór の単数属格は monþóros。

解説

壁。字義は「立ち石」(món「石」+þór-「立つ」)。高原の信仰では重いものは下へ(dul-)行くものとされるが、壁は石を積み上げて下がるのを拒み、垂直に「立つ」構造物である。この語は、重力に逆らって石を立たせた人間の技と労力を込めて使う表現で、改まった場や詩、壁の役割(境界・防御・区切り)を強調する描写に好まれる。森の言葉では、古い主格語尾 -a が残る形 monþóra を聞くこともある。単に立っている石(món)や、積み上げた構造物としての壁を指す。

文法

重性・子音語幹(③型)

語源

món(石)+ þór-(立つ)の複合語。前の要素の強勢は落ちる。

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