小説
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切れ目
崖壁に露した石の骨筋に沿って開いた、峡谷状の切れ目。
sénim monkréin.
読み:セーニン モンクレーン。
| sén-im | monkréin. |
| 見る-<私が> | 切れ目<対格> |
「私は切れ目を見る。」
日常会話で、崖道から地形を指し示すときの平叙文。重性・単数の名詞は対格でも主格と同一形。
glímo ílmo es monkréinos.
読み:グリーモ イルモ エス モンクレーノス。
| glím-o | ílmo | es | monkréin-os. |
| 滲む-<(重いものが)> | 水<主格> | から | 切れ目-<属格> |
「切れ目から水が滲み出る。」
記録文のような、淡々とした直説法。es+属格は出所「〜から」。monkréin の単数属格は monkréinos。
món「石」と kréin「骨」の複合語。高原では崖壁を立ち石 monþór の身体とみなし、石の筋が露した所を骨と呼ぶ。そこから、崖壁に深く刻まれた峡谷状の切れ目を monkréin と呼ぶ。谷 kerél や細い割れ目 trǘlmo とは別に、石そのものの一部として名指す語である。崖道の案内や地名に使い、石の骨が見えた所として霧期には立ち入らないという言い習わしもある。
重性子音語幹。
món「石」+kréin「骨」の複合語。
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