小説
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若者
成人の儀に近づいた者、または終えて間もない者の年ごろを指す。
þuláura naþelár, áuro nóumo éles
読み:スラウラ ナセラール、アウロ ノーモ エーレス
| þuláur-a | naþelár, | áur-o | nóumo | él-es |
| 得意がる-<(軽いものが)> | 若者<主格>, | 上がる-<(重いものが)> | 顔<主格> | <3人称単数・軽性>-<属格> |
「青年は得意がっており、顔が上がっている。」
得意がりを述べる文に、顔が上がった様子を無接続で添える常套句。主語の若者に動詞が軽性一致し、顔は体の部分で重性なので áur- が重性一致する。顔一面に得意が表れた意。
þuláura naþelár ólmarei
読み:スラウラ ナセラール オルマレイ
| þuláur-a | naþelár | ólmar-ei |
| 得意がる-<(軽いものが)> | 若者<主格> | 年長者-<与格> |
「若者は年長者に対して偉そうにする。」
年長者の向こう側への態度を示す与格。若者の得意がりを年長者に向かう態度として書き表す平叙。この与格の構文は、年長者や客を向かえると角が立つとされる。
名乗り前
まだ公的な名で名乗り出ていない者を、作法上の欠けとして言い表す。
成人の儀で公的な個人名を告げる前の若者を、名乗りの作法から言い換えた語。家庭内では幼名を持つが、炉や縁道では年齢層の実務語として使う。公の場で使うと身分を欠くことを意識させるため、茶化しや軽蔑に響くことがある。
軽性・子音語幹(-ár)。na- と þél- に接尾辞 -ár が付いた派生語。
na-「〜ぬ」+þél-「名乗る」+-ár「〜する人」。
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