小説
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穴風
壁や小屋の穴・割れ目から吹き込む冷たい風。
éso snulvéumo klér.
読み:エーソ スヌルヴェウモ クレール。
| és-o | snulvéumo | klér. |
| 存在-<(重いものが)> | 穴風<主格> | 冷たい |
「穴風が冷たい。」
日常の室内で、壁や窓の穴から入る風が冷たいと述べる文。述語形容文は繋辞 éso を文頭に置き、主語 snulvéumo を重性単数で受ける。
風抜け
風の通るすき間そのもの。穴が風の道になっている状態を含む。
éso snulvéumo snóil.
読み:エーソ スヌルヴェウモ スノイル。
| és-o | snulvéumo | snóil. |
| 存在-<(重いものが)> | 風穴<主格> | 狭い |
「風抜けが狭い。」
小屋や寝床の検めで、風の通るすき間そのものが狭いと言う場面。風の通り道そのものを指す用法。
板壁の割れ目・板の反り・屋根葺きのずれなど、穴として見える部分から入る冷たい風の呼称。 snúlvo「穴」を明示する語で、単に冷えるというよりも、風が狭い通り道を作って通っているという点を中心に述べる。補修や苔詰め、葺き直し、小屋や寝床の検めの語彙として使われ、穴がはっきり見える場合に用いる。
重性o語幹名詞。 léuma に重性の接辞 *-ó- が付いた形 *léumo を複合の第二要素に立てた語。複合の際、 snúlvo の語末母音は接続母音 o として縮む。
snúlvo「穴」+ léuma「風」の複合。下の風が重性語であることに倣い、複合第二要素を重性形 *léumo として結合した形。
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