trén-

品詞
動詞(他動詞)
意味
編む
発音
[ˈtren]
読み
トレン
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 編む

    三本以上の束を交互に交差させて、一本の紐状にする。

    tréna líura téir vrúndul.

    読み:トレーナ リーウラ テール ヴルンドゥル。

    trén-alíuratéirvrúnd-ul.
    編む-<(軽いものが)>女<主格>三束-<対格・〜ら(古い母音交替)>

    「女は三本の束を編む。」

    作業場の平叙文。基本語順はVSO。主語líuraは軽性の人名詞なので、動詞は3人称単数軽性の-aをとる。数詞téirは名詞の前に置き、三本以上なのでvrúndoを複数形vrúndulにする。vrúndoは重性o語幹として扱い、複数形は語根vrúnd-に-plural-ulをつけて作る。重性名詞の対格は語形で見えないため、目的語性は語順から読み取る。

    trenésa téir vrúndul.

    読み:トレネーサ テール ヴルンドゥル。

    tren-és-atéirvrúnd-ul.
    編む-<〜すべし>-<(軽いものが)>三束-<対格・〜ら(古い母音交替)>

    「三本の束を編むべきだ。」

    作業書のきまりや作法のように、当為法で主語を言わない一般主語の文。動詞は軽性の3人称単数形となる。当為法接尾辞-és-が強勢を奪うため、語根の強勢は消え、連続表記ではtrenésaとなる。目的語のvrúndulは重性o語幹の複数対格で、格語尾は見える形として現れない。

  2. 髪を編む

    髪を何本かの束に分けて左右に渡し、編み紐にする。女児の日常の髪の手入れ。

    tréna endríña sóilan.

    読み:トレーナ エンドリーニャ ソイラン。

    trén-aendríñasóil-an.
    編む-<(軽いものが)>子<主格>髪-<対格>

    「子どもが髪を編む。」

    女児の髪の手入れを表す日常の平叙文。主語endríñaは軽性なので、動詞は3人称単数軽性の-aをとる。髪sóilaは-a語尾の軽性語として扱い、単数対格は語根sóil-に-anをつけてsóilanとなる。自他の所有は明示しておらず、文脈で誰の髪かが決まる。

    trén sóilan!

    読み:トレーン ソイラン!

    trénsóil-an!
    編む<命令法><あなたが>髪-<対格>

    「髪を編みなさい。」

    身近な相手への命令の文。命令法の2人称単数は語根trénのみで、主語や人称語尾をもたない。目的語は通常の対格語尾-anを備えているため、縁の市のような裸の語幹命令とは区別される。

解説

三本以上の束を、左右交互に交差させて渡すことで、一本の紐状に束ねる技術。一束にまとめて止めるのとは異なり、複数本の束を交互に重ねていく動作に限定する。機の上で糸を縦横に張る織物とは対象が異なり、手の中で束を交差させる編みの動作を指す。女児の髪の手入れとして日常的に現れ、何本かの束に分けた髪を交互に交差させて一本の編み紐にする。

文法

他動詞。3人称単数で軽性・重性を区別する(tréna/tréno)。完了語根 tréen-(e → ee)。

語源

古高原語 *tren- から。交差させて束ねる動作の基礎語根。

語幹の異形

説明に出てくる語

この語に触れている語

高原語辞典

高原語辞典

左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。

高原語入門

左の目次から課を選んでください。

高原語の文法書

左の一覧から選んでください。

資料集

高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。

小説

左の目次から話を選んでください。

語彙の候補

小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。

作ってほしい語を依頼する