小説
左の目次から話を選んでください。
近い
場所や距離が近い。
éso dún tó lóuvan, éso dún só trúin.
読み:エーソ ドゥーン トー ローヴァン、エーソ ドゥーン ソー トルーイン。
| és-o | dún | tó | lóuvan, | és-o | dún | só | trúin. |
| いる-<(重いものが)> | 丘<主格> | あの<重性> | 遠い | いる-<(重いものが)> | 丘<主格> | この<重性> | 近い |
「あの丘は遠く、この丘は近い。」
重性の指示詞 tó「あの」と só「この」を並べた対比の文。繋辞 és- は主語 dún(重性)に一致して éso になる。述語の形容詞は重性・単数・主格なので、語尾がつかない。道案内でよく使われる形の文。
ké éso orén trúin? éso trúin.
読み:ケー エーソ オレーン トルーイン?エーソ トルーイン。
| ké | és-o | orén | trúin? | és-o | trúin. |
| <〜か> | いる-<(重いものが)> | 縁<主格> | 近い | いる-<(重いものが)> | 近い |
「「縁は近いか。」「近い。」」
二人のやりとりで、道を尋ねる日常の問いと答え。orén は重性なので、繋辞は -o をとり、述語の trúin も重性・主格の形(語尾なし)になる。高原語には「はい」がなく、答えるときは動詞と述語をくり返す。
lúin éso nébro trúin, mé hál þelán!
読み:ルーイン エーソ ネーブロ トルーイン、メー ハール セラーン!
| lúin | és-o | nébro | trúin, | mé | hál | þel-án! |
| とき | いる-<(重いものが)> | 霧<主格> | 近い | <禁止・願いの打ち消し> | 呼ぶ<命令法><あなたが> | 名前-<対格> |
「霧が近いときは、名前を呼ぶな。」
親が子に言い聞かせる、禁忌の言い方。霧の中で名を呼ぶと下の国に聞かれる、という信仰による。nébro「霧」は重性なので、繋辞は éiso になる。禁止は「mé+命令法」で言う。
近しい
時間や系譜の流れの上で近い。瀬の数が少ない親族を言う。
lóima lourvirár þeláis aursárar trúinar.
読み:ロイマ ロウルヴィラール セライス アウルサーラル トルーイナル。
| lóim-a | lourvirár | þel-áis | aursár-ar | trúin-ar. |
| 唱える-<(軽いものが)> | 系譜読み<主格> | 名前-<〜たちを> | 祖先-<〜らの> | 近しい-<〜らの> |
「系譜読みは、近しい祖先たちの名を唱える。」
祖先を祀る場の文。trúin は、瀬の数が少ない(世代の近い)祖先を言っている。形容詞は修飾する aursárar(軽性・複数・属格)に一致して trúinar になる。名詞句の語順は「名詞–属格–形容詞」ではなく、「祖先-の・近しい-の」と属格の名詞の後ろに形容詞が続く。
éso nebrálvo trúin, lísir sáindarais.
読み:エーソ ネブラルヴォ トルーイン、リーシル サインダライス。
| és-o | nebrálvo | trúin, | lís-ir | sáindar-ais. |
| いる-<(重いものが)> | 霧期<主格> | 近しい | 書く-<皆で〜せよ> | 証文-<〜たちを> |
「霧期が近い。証文を書いておけ。」
縁の市で、乾風期の終わりに商人たちが言い合う文。trúin は時間の近さを表す。nebrálvo は重性o語幹なので、繋辞は -o になる。霧の約束は重んじられないので、霧期の前に証文を済ませておけ、という含みがある。
距離が近いことを表す形容詞。名詞の後ろに置き、その名詞の性・数・格に一致する。時間が近いことや、系譜の上で近い親族であることにも使う。比べるときは an+与格で「〜より近い」と言う。
形容詞。軽性では -an・-es・-ei…、重性では -os・-oi・-ul… の語尾で一致する。
古高原語 *trúin から
左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。
左の目次から課を選んでください。
左の一覧から選んでください。
高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。
左の目次から話を選んでください。
小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。