aurselvá

品詞
名詞
意味
昇る息(高原語の詩語)
発音
[aurselˈva]
読み
アウルセルバー
分野
文字・書物・学び

意味

  1. 高原語(詩語)

    詩や詞の中で高原語を指す雅な呼び名。日常語ではない。

    áura aurselvá an élvaran.

    読み:アウラ アウルセルヴァー アン エルヴァラン。

    áur-aaurselváanélvar-an.
    昇る-<(軽いものが)>高原語(詩語)<主格>上手天-<対格>

    「高原語(詩語)は天へ向かって昇る。」

    儀礼や詩の一行。意味1では aurselvá を、高原語そのものを詩語として指す名に使う。主語は軽性a語幹の無標主格で、動詞 áur- は軽性の3人称単数 -a をとる。an élvaran は方向句で、an と組んだ élvar の対格 élvaran が「天へ」を示す。

  2. 祖先に届く言葉

    韻律と語形の整った、祖先への捧げものとしての言葉。祈りや詩の言葉を広く指す。

    aurénde aurselvá un aurándoi.

    読み:アウレンデ アウルセルヴァー ウン アウランドイ。

    aur-énd-eaurselváunauránd-oi.
    昇る-<〜しますように>-<(軽いものが)>祖先に届く言葉<主格>内に社-<与格>

    「社の中で、祖先に届く言葉が昇りますように。」

    祭祀の祈願文。aurénde は aur- +願望法 -énd- +軽性主語の語尾 -e。un +与格で「〜の中で」。aurándo は重性 o語幹の名詞で、与格は auránd-oi。

    ésa aurselvá virá.

    読み:エーサ アウルセルヴァー ヴィラー。

    és-aaurselvávirá.
    いる-<(軽いものが)>祖先に届く言葉<主格>言葉<主格>

    「「昇る息」は、祖先に届く祭祀の言葉である。」

    祭祀・儀礼に関する書物の文。述語名詞 virá は主格のまま。主語 aurselvá が軽性なので ésa。aurselvá の祭祀語としての語義を virá で言い換える説明。

解説

詩、祈りの詞、系譜の唱えの中で高原語を指す古風な呼び名。字義は「昇る息」。言葉は息であり、整った言葉は煙のように上へ昇って祖先に届く、という信仰にもとづく。高原の言葉を、天に届く言葉、祖先の聞く言葉として捉えた言い方で、干潟語を「沈む言葉」と見るのと対になる。日常会話ではまず使わない。運び人や崖道の商人が都に戻って祖先に詩を捧げるとき、「aurselvá にて」と前置きする習わしがある。広くは、韻律の整った祈りの言葉そのものも指す。

文法

軽性・a語幹名詞。aurselvá/対 aurselván/属 aurselvés/与 aurselvéi。

語源

áur-「昇る」+ selvá「息」の複合。aurléuma「昇る風」、aurvirá「祈り」と同じ aur- の複合。

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