小説
左の目次から話を選んでください。
積む
物を意図的に重ねて置く。薪・石・丸太・袋・袋詰めの雑穀などに使う。
bréun fálno, ende.
読み:ブレウン ファルノ、エンデ。
| bréun | fálno, | ende |
| 積む<命令法><あなたが> | 薪<対格> | どうぞ |
「薪を積んでくれ。」
くだけた依頼文。bréun- は命令法2単では語幹そのままの bréun を取る。縁の市などでは ende を後に添えて軽く頼む。fálno は重量名詞の単数で、主格と目的語が同形。
bréunim tambór un kórvoi.
読み:ブレウニン タンボール ウン コルヴォイ。
| bréun-im | tambór | un | kórv-oi |
| 積む-<私が> | 雑穀<対格> | 内に | 倉-<与格> |
「私は倉の中に雑穀を積んでいる。」
倉の中で雑穀を積む作業の発話。場所 un kórvoi は前置詞 un と与格からなる。tambór は重量名詞で、単数目的語は無標識。
積む(比喩)
負担・債務・義務を重ねて背負わせる。「借りに借りを積む」のような用法。
na bréunim grúndul
読み:ナ ブレウニン グルンドゥル
| na | bréun-im | grúnd-ul |
| <〜ない> | 積む-<私が> | 掛け-<〜たちを> |
「私は借りを積まない。」
日常の会話で、自分の債務・負担を増やさない意思を述べる文。掛け(grúndo)の複数対格は grúndul。否定の na は動詞の直前に置く。比喩用法であり、物を物理的に重ねる意味ではない。
bréuna vándar grúndul faronárei
読み:ブレウナ ヴァンダル グルンドゥル ファロナーレイ
| bréun-a | vándar | grúnd-ul | faron-ár-ei |
| 積む-<(軽いものが)> | 商人<主格> | 掛け-<〜たちを> | 荷-<〜する人>-<与格> |
「商人は運び人に借りを積む。」
市や仕事の場面で、荷を扱う商人が運び人に債務負担を負わせる文。受け手 faronárei は faronár の与格。主語 vándar は人・軽性なので動詞も軽性の bréuna。比喩用法では、grúndo の「掛け・借り」を重さのある負担として積み重ねる。
人が物を意図的に一段ずつ重ねて置く動作。薪を炉のそばに、石を壁際に、硬木の丸太を降ろし場の広場に、雑穀の袋を倉の棚に、と、下から上へ順に置く。自然にたまる「積もる」þréul- とは対をなす。家庭や作業場での基本的な積み方の語で、くだけた話しから改まった話しまで広く使われる。
他動詞。対格で積む物を受ける(bréunim fálno「私は薪を積む」)。場所の与格を添えて置く場所を示す(bréunim fálno an kórv-oi「私は倉の北側に薪を積む」)。
古高原語 *bréun- から。語源不明。
左の一覧から語を選ぶか、上の検索欄に日本語またはローマ字を入れてください。
左の目次から課を選んでください。
左の一覧から選んでください。
高原語で書かれた読み物です。左の一覧から選んでください。
左の目次から話を選んでください。
小説・世界設定・翻訳から見つけた「辞書にない語」の候補です(uv run conlang dict-grow 名前 で作られます)。登録する語を選んでください。同義語として複数選べます。