小説
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手招きする
手を振って相手をこちらへ来るよう促す身振り。複合語の意味がそのまま身振りの形象を指す。
tóra faronár, martórin.
読み:トーラ ファロナール、マルトーリン。
| tór-a | faron-ár, | martór-in. |
| 来る-<(軽いものが)> | 荷-<〜する人> | 手招き-<〜して・〜く> |
「「運び人が、手招きしながら来る。」」
場面の描写に使う。未完了の副動詞 -in は主文と同じ主語の同時動作を表し、読点で区けて文末に置く。faronár は fáron「荷」+ -ár による人・軽性の名詞で、動詞 tóra は軽性の 3 人称単数で受ける。
lúin martórim, tóra endríña.
読み:ルーイン マルトーリン、トーラ エンドリーニャ。
| lúin | martór-im, | tór-a | endríña. |
| とき | 手招き-<私が> | 来る-<(軽いものが)> | 子ども<主格> |
「「私が手招きすると、子どもが来る。」」
身振りの約束を説明する日常文。lúin の時節は主節の前に置ける。節内は VSO で、主語代名詞は語尾で示す。主節の主語 endríña は軽性の人を指す。
手(már)を動かして相手をこちらへ「来る」(tór-)よう促す身振り。複合語で意味が透けており、特にくだけた言葉や、子どもに身振りを教えるときに使われる。「手を振って来させよ」という直截な形象をそのまま残す。
自動詞。複合語。後ろの要素 tór- の強勢を残し、前の要素 már の強勢は落ちる。完了語根は tór- の補充形 táis- を用いる。
már「手」+ tór-「来る」。複合語。
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