ruunléim-

品詞
動詞
意味
返す
発音
[ruunˈleim]
読み
ルーンレイム
分野
基本動作

意味

  1. 返す

    借り物や預かり物を元の相手・元の所へもどす。

    anórel, ruunléima séulin tálmo tásei.

    読み:アノーレル、ルーンレーマ セウリン タルモ ターセイ。

    anórel,ruunléim-aséulintálmotás-ei.
    昨日返す-<(軽いものが)>友<主格>斧<対格><あなた>-<与格>

    「昨日、友はあなたに斧を返した。」

    借り物・預かり物を元の相手に返す日常の用法。時制の語形はないので、anórel「昨日」で過去を示す。受取人は与格で表す。

  2. 返却する

    市場・家内での物の返却をくだけずに言う。

    ruunléima endríña houmíño kórvoi.

    読み:ルーンレーマ エンドリーニャ ホウミーニョ コルヴォイ。

    ruunléim-aendríñahoumíñokórv-oi.
    返す-<(軽いものが)>子ども<主格>椀<対格>倉-<与格>

    「子どもは椀を倉へ返す。」

    家内での物の片づけ・返却を言う日常表現。元の所への返却は与格で表す。houmíño「椀」は重性o語幹で、対格が主格と同形。

  3. (借り・情けを)返す

    負い目や恵みを、元の位置へ置くようにして返す。

    ruunléima lisár grúndo vándarei.

    読み:ルーンレーマ リサール グルンド ヴァンダレイ。

    ruunléim-alisárgrúndovándar-ei.
    返す-<(軽いものが)>書記<主格>掛け<対格>商人-<与格>

    「書記は商人に掛けを返す。」

    grúndo「掛け・負債」のような抽象的な借り・負い目を返す用法。物の返却と同じく、返されるものを対格、相手を与える格にとる。帳簿・商取引の場面を想定する。

解説

「後ろへ置く」の意の複合動詞。物の返却を日常語として表す。貸した物、借りた物、預かった物を、元の人・元の所へ戻す。抽象的な情け・借り・負い目も、後ろへ置いて元の位置へ戻すという形象で返す意味に転じやすい。改まった恩返しや証文の文ではやや直截的。

文法

複合動詞。語根 ruunléim-。前要素 ruun- は ruunó「後ろ」の複合形で、後要素 léim-「置く」に強勢を置く。

語源

ruunó「後ろ」+léim-「置く」。複合では前要素の語末の -ó が落ち、前要素の強勢も落ちる。

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