rúun

品詞
名詞
意味
背
発音
[ˈruun]
読み
ルーン
分野
身体

意味

  1. 背

    体の後ろ側、肩から腰まで。

    grómim, fluunéndes rúun némes.

    読み:グローミン、フルーネンデス ルーン ネーメス。

    grómim,fluun-énd-esrúunném-es.
    すまない洗う-<〜しますように>-<あなたが>背<対格><私>-<属格>

    「すまない、背中を洗ってくれないか。」

    同じ段の相手に頼む「並び」の話し方で、願望法の2人称を使う。願望法の -énd- が強勢をとるので、語根 flúun- の強勢記号は消える。決まり文句の grómim を前に置くと、頼みがやわらかくなる。

    dulíþa faronár fáron es rúunos.

    読み:ドゥリーサ ファロナール ファーロン エス ルーノス。

    dul-íþ-afaronárfáronesrúun-os.
    下る-<〜させる>-<(軽いものが)>運び人<主格>荷<対格>から背-<属格>

    「運び人が背から荷を下ろす。」

    崖道の運び人の仕事を述べた文。rúun は重性の子音語幹で、属格は rúunos。es+属格で「〜から」を表す。使役の dulíþ-「下ろす」は、後ろに強勢をもつ接辞がないので、-íþ- が強勢をとる。

    ruunáura lisár sé

    読み:ルーナウラ リサール セー

    ruun-áur-alis-ársé
    背-昇-<(軽いものが)>書く-<〜する人>この<軽性>

    「この書記は肩をすくめる。」

    日常の会話で、人の身振りを述べる文。主語は人なので動詞は軽性一致をとる。背 rúun は複合語に組み込まれ、独立した名詞としては現れない。

    ruunáura senár té

    読み:ルーナウラ セナール テー

    ruun-áur-asen-árté
    背-昇-<(軽いものが)>見る-<〜する人>あの<軽性>

    「あの目付は軽く断った。」

    宮廷の作法を記すような改まった描写。字義は身振りの描写にすぎないが、改まった場面では軽い辞退として読まれる。áur- の本来の「天へ昇る」意味への自覚的な皮肉を含み、祭祀や祈りでは決して使われない。

解説

背中。荷を負うところで、運び人の仕事を言うのに欠かせない語。目上の人に背を向けるのは無礼とされ、坂を下るとき目下の者が先を歩く作法では、目上の人に背を見せることを詫びる言葉を添える。

文法

名詞・重性・子音語幹。属 rúunos、与 rúunoi、複 rúunul。

語源

古高原語 *rúun- から

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