vérin

品詞
副詞(応答)
意味
そのとおり
発音
[ˈverin]
読み
ベリン
分野
会話の定型・挨拶・応答

意味

  1. そのとおり

    相手の言葉を正しいと認める応答。

    ésa lisím sélvanes gléin. vérin.

    読み:エーサ リシーン セルヴァネス グレーン。ヴェーリン。

    és-alis-ímsélvan-esgléin.vérin.
    いる-<(軽いものが)>書く-<〜の技・〜さ>セルヴァン-<属格>清いそのとおり

    「「セルヴァンの書法は清い。」「そのとおりだ。」」

    相手の評言を正しいと認める返事。高原語には「はい」がなく、問いには動詞を繰り返して答えるが、言い切りの文に同意するときは vérin を使う。lisím「書法」は lísim「私が書く」と強勢の位置だけで区別される。

    lísa lisár sáindaran senárei. vérin.

    読み:リーサ リサール サインダラン セナーレイ。ヴェーリン。

    lís-alis-ársáindar-ansen-ár-ei.vérin.
    書く-<(軽いものが)>書く-<〜する人>証文-<対格>見る-<〜する人>-<与格>そのとおり

    「「書記が目付に証文を書くのだな。」「そのとおり。」」

    市の手順を確かめ合うやりとり。取引の約束は書きつけが重いので、書記が証文を書いて目付に渡す。vérin は、相手が述べた決まりや事実をそのまま認める応答で、身分を問わず使える。

    vérin, vréna ólmar pír-in.

    読み:ヴェーリン、ヴレーナ オルマル ピーリン。

    vérin,vrén-aólmarpír-in.
    そのとおり,うなずく-<(軽いものが)>年長者<主格>小さい-<〜して・〜く>

    「「そのとおり」と年長者は小さくうなずく。」

    改まった集まりで了解を示す動作を記述する文。主語の人名詞は軽性なので、動詞は3人称単数・軽性の-aを取る。程度は後続の副詞pír-inが表す。

  2. まことに

    文頭で、続く内容を強く請け合う。

    vérin na léunim lúdro.

    読み:ヴェーリン ナ レウニン ルードロ。

    vérinnaléun-imlúdro.
    まことに<〜ない>申す-<私が>嘘<対格>

    「まことに、嘘は申しません。」

    目上の人に向けて、自分の言葉が偽りでないことを強く請け合う言い方。文頭の vérin は続く文全体を請け合う副詞で、否定の小辞 na より前に置く。léun- は「言う」の謙譲の補充形。lúdro は重性o語幹で、主格と対格が同じ形。

    vérin áura selvá.

    読み:ヴェーリン アウラ セルヴァー。

    vérináur-aselvá.
    まことに昇る-<(軽いものが)>息<主格>

    「まことに、息は昇る。」

    弔いや祀りの場で、死者の魂が軽い息となって上へ昇ることを請け合う改まった言い方。文頭の vérin は事柄の確かさを強める。selvá は軽性なので、動詞は3人称単数・軽性の -a をとる。

解説

相手の言うことを認めて「まことに」「そのとおりです」と応じる語。並び・上向きの話し方で使える丁寧な同意で、相手の詩句や意見に深く頷くときに言う。詩の挨拶の返しの冒頭にもよく置かれる。単に「はい」の意味ではなく、内容が正しいと請け合う響きがある。

文法

副詞。単独で応答として使うほか、文頭に置いて「まことに〜だ」と強めることもできる。

語源

「まこと」を意味した古い語根 *vér- に、sérin・térin と同じ副詞語尾 -in がついた形。

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