ómbo

品詞
名詞
意味
指
発音
[ˈombo]
読み
オンボ
分野
身体

意味

  1. 指

    手や足の指。

    glǘno ómbo némes.

    読み:グリューノ オンボ ネーメス。

    glǘn-oómboném-es.
    凍る-<(重いものが)>指<主格><私>-<属格>

    「指がかじかむ。」

    凍りの頃によく聞く嘆き。ómbo は重性o語幹で、主格は語幹末の -o が見えた形。主語が重性の単数なので、動詞は -o をとる。glǘn- は湖が凍るときにも使う動詞で、指が冷えてこわばることも言う。

    éso ómbo lisáres fláin.

    読み:エーソ オンボ リサーレス フライン。

    és-oómbolis-ár-esfláin.
    いる-<(重いものが)>指<主格>書く-<〜する人>-<属格>軽い

    「書記の指は軽やかだ。」

    書法の上手な人をほめる言い方。指は体の部分なので重性で、繋辞も述語の形容詞も重性の形になる。重いはずの体の部分が「軽い」と言われるところに、ほめる響きがある。

  2. 指(長さの単位)

    長さの単位。腕(daumár)の百分の一。指一本の幅(約1.7センチ)。

    ké éso fúnel só ín ómbo?

    読み:ケー エーソ フーネル ソー イーン オンボ?

    kéés-ofúnelsóínómbo?
    <〜か>いる-<(重いものが)>綱<主格>この<重性>一指<主格>

    「この綱は、一指(の太さ)あるか。」

    市での日常会話。長さ・幅を単位「指」で表す用法。存在・名詞述語文の主語 fúnel が重性単数なので、動詞 és- は重性 3 人称単数 -o をとる。単数の主格 ómbo は、語を切らずに一つの形態素として示す。

解説

手や足の指。十を一つのまとまりとする数え方は両手の指から来ている。指で星を指すことは強い禁忌で、指を使う所作には慎みが求められる。

文法

名詞・重性・o語幹。属 ómbos、与 ómboi、複 ómbul。尊敬形 auróm bo ではなく aurómbo(母音の前の au- は aur-)。

語源

ombár「十」、ómbra「すべて」と同じ古い語根 *omb- に由来すると考えられる。十は「指がそろったもの」の意。

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