houméro

品詞
名詞
意味
袋(包むもの)
発音
[houˈmero]
読み
ホウメロ
分野
生活・道具・衣食住

意味

  1. 袋・小袋

    口を絞って中身を包む柔らかい容器。機能(包むこと)に焦点を当てた呼称。書物・品書き・道具の作法文で好まれる。

    éso houméro só némei.

    読み:エーソ ホウメーロ ソー ネーメイ。

    és-ohoumérosóném-ei.
    いる-<(重いものが)>袋<主格>この<重性><私>-<与格>

    「私にはこの袋がある。」

    日常会話の所有文。houméro は重性o語幹の単数で、主格と対格が同形。存在動詞 éso は、形態素としては és-o と分け、主語 houméro に一致して重性の語尾 -o をとる。持ち主は裸の与格で示す。

    sén houméro sákos, ende.

    読み:セーン ホウメーロ サーコス、エンデ。

    sénhoumérosák-os,ende.
    見る<命令法><あなたが>袋<対格>塩-<属格>どうぞ

    「塩の袋を見てくれ、頼む。」

    道具や荷を扱う場での短い依頼。houméro は対格も主格と同形。後置の sák-os は内容を表す属格で、「塩を入れた袋・塩用の袋」のように中身の質を強調する言い方になる。ende は縁の市で使われる決まり文句。

解説

「囲む・包むもの」の意。革・毛織物・皮で縫った柔らかい容器で、口に紐を絞って中身を包み込む。小量の水・塩・粉・種などを腰や肩から下げて持ち運ぶ。plúrno が形や材質から名づけた語であるのに対し、houméro は「中身を包んで持てる」という機能から名づけた語であり、説明書きや書物の本文、あるいは中身の質を強調する場(「塩のhouméro」「水のhouméro」)で使われやすい。都の書き言葉では、plúrno のほうがふつうだが、道具の品書きや道具の作法の書き物では houméro が好まれる。

文法

重性・o語幹(④型)。主格=対格。属格 -os、与格 -oi、双数 -ou/-oun、複数 -ul/-ur/-uls。

語源

houmér-(囲む・包む)+ -ó(〜するもの・重)。字義「囲むもの」=「包み込むもの」。

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