小説
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藁
乾風期に乾かした細い草茎・雑穀茎。家畜の寝藁や梱包材として用いる。
kráilin kailíñan, tóra endríña.
読み:クライリン カイリーニャン、トーラ エンドリーニャ。
| kráil-in | kailíñ-an, | tór-a | endríña. |
| 手に持つ-<〜して・〜く> | 藁-<対格> | 来る-<(軽いものが)> | 子<主格> |
「藁を持って、子どもが来る。」
同一主語を続ける副動詞 -in の構文。「持ってくる」を「持つ-CVB」と「来る」の二語で表す。主語 endríña は軽性。
monþálau krúndo si kailíña.
読み:モンサーラウ クルンド シ カイリーニャ。
| monþál-au | krúndo | si | kailíña. |
| 石固まる-<双数> | 泥<主格> | と | 藁<主格> |
「泥と藁が固まる。」
炉の継ぎ目や壁の下地のように、泥と藁を混ぜて乾かしたものがかたく締まる場面。単数の名詞二語を si で結ぶと動詞は双数になる。
干藁
十分に乾かして細かくもみほぐし、柔らかく使いやすくした藁。
máina méula kailíñais náumais.
読み:マイナ メウラ カイリーニャイス ナウマイス。
| máin-a | méula | kailíñ-ais | náum-ais. |
| 食べる<〜し終えた>-<(軽いものが)> | 毛山羊<主格> | 藁-<〜たちを> | 柔らかい-<〜たちを> |
「毛山羊が柔らかい藁を食べた。」
家畜に揉んだ藁を与える場面。「干藁」の意味。máina は mán-「食べる」の完了相。対象が複数のため kailíñ-ais と náum-ais となり、形容詞は軽性複数対格に一致する。
乾風期の風に当てて乾し、細く折れやすい状態になった草茎・雑穀の茎を指す日常語。寝藁、包み藁、草履の芯、油に浸して細く焚く灯し藁など、家屋と家畜のまわりで使う細い乾わらを指す。湿った草、湿地の葦 sávra、苔 drúmo、薪 fálno・aurbúl、完成した寝床 nórlo とは区別する。指小辞を含むため家庭的なくだけた響きがあり、都の改まった詞ではあまり使われない。
軽性a語幹。語幹 kailíñ-。指小語として乾いた軽いものに入る。
kail-「乾く」+-íña。
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