小説
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〜する…(関係節)
動詞で始まる節を導き、名詞を後ろから説明する。
tóra es orénos faronár te faronéra fáron.
読み:トーラ エス オレーノス ファロナール テ ファロネーラ ファーロン。
| tór-a | es | orén-os | faron-ár | te | faron-ér-a | fáron. |
| 来る-<(軽いものが)> | から | 縁-<属格> | 荷-<〜する人> | <関係節> | 荷-<〜でする>-<(軽いものが)> | 荷<対格> |
「荷を担いだ運び人が、縁から上がってくる。」
崖道や縁の市でよく聞く、見たままを言う文。関係節の主語にあたる部分(運び人)は空けておく。関係節は文の終わりか読点まで続く。そのため、関係節のついた重い主語を文末に回し、前置詞句 es orénos を主語より前に出している。主語の後ろに es orénos を置くと、関係節の中の語と受けとられてしまう。
sén sáindaran sé te lísa lisár!
読み:セーン サインダラン セー テ リーサ リサール!
| sén | sáindar-an | sé | te | lís-a | lis-ár! |
| 見る<命令法><あなたが> | 証文-<対格> | この<軽性> | <関係節> | 書く-<(軽いものが)> | 書く-<〜する人> |
「書記が書いたこの証文を見ろ。」
役所や商家で、目上の者が目下の者に言う命令で、下向きの話し方にあたる。関係節は名詞句のいちばん最後に置く。ti のすぐ後ろには動詞が来る。関係節の目的語にあたる部分(証文)は、何も置かずに空けておく。指示詞 sé「この」は ti の前に置いてよい。sáindar「証文」は軽性の子音語幹の名詞なので、対格は -an になり、指示詞も軽性の sé になる。動詞には時制がないので、lísa は文脈によって「書いた」とも訳せる。
関係節を導く小辞。修飾する名詞の後ろに置き、すぐ後ろに動詞(または na・mé+動詞)を続ける。主語や目的語にあたる穴は空けたままにする(gandér te kéelan kelárai「樵たちが伐り終えた硬木」)。与格・属格・前置詞の目的語にあたるものは、代名詞で埋める(senár te lísim sáindaran élei「私が証文を書いてやる目付」)。関係節は文の終わりか区切りの印(読点)まで続く。そのため主節の前置詞句を言いたいときは、関係節つきの名詞句を文末に回す。強勢がなく、次の動詞に寄りかかって一続きに発音される。指示詞の té「あの」とは、強勢と後ろに動詞が続くことで聞き分ける。
関係節の小辞(無強勢)。名詞の性によらずこの形で、重性名詞の後ろでも変わらない。指示詞 sé・só・tó は te の前に置ける。軽性の té も置けるが、té te と同じ音が重なるのを嫌うので、ふつうは代わりに代名詞 él(格変化する)を置く(senár él te…「…する、あの目付」)。
指示詞 té「あの」の軽性の形が、強勢を失って固まったもの。
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